口臭治療

  • HOME > 
  • 口臭治療

私の口臭・・
「ドブ臭い?」
「ウンチ臭い?」
チェックしてみましょう。

口臭チェックの方法を
いくつかご紹介

口臭チェックの方法をいくつかご紹介

唾液で確認する

舌の上や歯茎の溝を指で触り、その唾液のニオイを確認してください。唾液が臭い場合、乾燥して口臭の原因となります。

コップ・ビニール袋を使用して
息を吹き込み確認する

コップやビニール袋にご自身の息を吹き込んで蓋をします。3秒ほど経過したら閉じ込めた空気を嗅いでみてください。不快な臭いがしたら、口臭が発生していると考えられます。

口臭チェッカー(機械を使用する)
で確認する

市販されている口臭チェッカーは、歯科医院で使用されているものに比べると精度は下がりますが、簡易的な口臭測定器が各メーカーから販売されており、インターネットでも手軽に購入することができます。口臭の数値を客観的に知るのにおすすめです。

口臭が発生する原因は
さまざま

口臭ってなに?

口臭ってなに?正常なニオイは、生理的口臭と言います。相手の口臭が不快だなと感じたことがある方も少なくないでしょう。人にはそれぞれの体臭がありますが、口の中にもまた、それぞれのニオイがあります。
病気や虫歯など、何らかの原因が口の中にあると、不快なニオイとなります。これが口臭です。

口臭の原因

1 お口の中の細菌がタンパク質を
分解して発生する

粘膜のカスや唾液、食べカスに含まれるタンパク質が、口腔内の細菌により分解・発酵していく中でガスが発生します。このガスには、

  • メチルメルカプタン
    腐った玉ねぎのようなニオイ
  • 硫化水素
    腐った卵のようなニオイ
  • ジメチルサルファイド
    腐ったキャベツのようなニオイ

などの種類があります。 不快と感じる口臭の多くは、それらのガスが原因です。この中でも特に、メチルメルカプタンは、口臭の度合いを評価する指標となります。

2 唾液が少ないと発生する

口臭は誰にでもあるもので、唾液の分泌量が影響しています。唾液は、噛んだり話したりするなどの口を動作することで、分泌量が増えます。また、唾液にはお口の中を洗浄する働きがあります。唾液が減少して口腔内が乾燥すると、細菌が増殖し、口臭が濃縮されて、ニオイが悪化します。

唾液が少なくなる
タイミングっていつ?

①起床時、食事と食事の間の時間

朝起きた時、口臭がきつく感じることはありませんか?これは、寝ている間は唾液の分泌量が減少し、口呼吸や水分不足でお口の中が乾燥しやすいためです。
長時間食事をとっていないときも同様に、唾液の量が減り口臭が強くなります。

②緊張した時、ストレスを感じている時

唾液の分泌は自律神経によって調整されています。リラックスしている時は、分泌が促進され、緊張している時やストレスがある時は、副交感神経の働きが低下し、唾液の分泌量が減少して、口臭が悪化します。

③女性特有、ホルモンバランスが変わる時

女性の更年期や月経時、妊娠時など、ホルモンバランスが乱れているときも口臭が強くなります。詳しいメカニズムは明確にはなっていませんが、精神的に不安定になりやすかったり、ホルモンバランスの乱れによって、唾液が減り、濃くなると考えられています。

3舌の汚れ(舌苔:ぜったい)や歯周病
舌の汚れ(舌苔:ぜったい)や歯周病

舌の汚れ(舌苔:ぜったい)

舌苔は、舌の表面に付着した汚れで、タンパク質や細菌のかたまりです。強い口臭の原因は、舌苔であることが多いです。

特に口の中が乾燥している時や、体調不良の時、胃腸に何らかの病気がある時には、舌苔が厚くなり口臭が起こります。胃腸の調子が悪い時に舌苔が増えるのは、舌の感覚を鈍らせて、食欲を抑制して胃腸を守るためだと考えられています。

歯周病

舌苔に次いで多い口臭の原因は、歯周病です。歯周病の原因となる歯垢(プラーク)にも、多くの細菌とタンパク質が含まれています。炎症が起こると、細菌がタンパク質を分解して強い口臭を引き起こします。

体内(血液)から発生する
食事や飲酒

血液中を流れている成分のニオイが、吐く息で出ることがあります。
お酒を飲んだ後や、ニンニクなどのニオイの強い食べ物を食べた後は、消化吸収され血液や肺を介して、呼気に含まれ排出されます。

空腹時や疲れている時

お腹が空いている時や、疲れている時は、エネルギーを供給するために肝臓からケトン体という物質が作り出されます。ケトン体が増えると甘酸っぱいニオイのするアセトンと呼ばれるガスになり、肺から排出されて口臭が強くなります。

お口以外の病気

お口のトラブル以外にも、全身の何らかの病気が原因となっていることもあります。胃液が逆流する逆流性食道炎や、扁桃腺炎、鼻炎、副鼻腔炎など、鼻や喉が感染炎症を起こしていると、口の中に膿が流れ込み、口臭を引き起こします。また、全身に何らかの病気があると、代謝産物が増えて口臭の原因となることもあります。
悪性腫瘍(腐敗臭)、肝疾患(アミン臭)、糖尿病(アセトン臭)、腎疾患(アンモニア臭)などがあげられます。

口臭をなくすには
どうしたらいいの?

お口の臭いを予防・対策

1.寝る前の歯磨きは徹底的に

口の中に食べかすなどが残っているまま寝てしまうと、寝ている間に細菌が増殖してしまいます。
口臭の原因となっている細菌は酸素が苦手なため、歯間などの隙間に生息しています。
寝る前には歯ブラシの他にもフロスや歯間ブラシを活用しながら、隅々までケアをしましょう。

2.舌苔を磨く

舌の上の苔状の汚れ(舌苔)の中には、多くの細菌が生息しています。専用の舌クリーナーやガーゼなどで落としましょう。舌の表面は柔らかいので傷つけてしまわないように、注意が必要です。
歯磨き粉は使わず、1日1回、優しく汚れを落としましょう。

3.寝る前に水分補給をする

唾液は体内の水分が原料になっています。寝ている間は唾液の分泌量が減るため、細菌が繁殖しやすい状態です。寝ている間は汗もたくさんかいているため、体内の水分は少なくなります。
寝る前にコップ1杯分の水分を補給しましょう。

4.定期的に歯医者さんでケアをする

口臭の原因となる歯に付着した歯石や歯垢(プラーク)は、日頃の歯磨きでは除去できません。
定期的に歯科医院で除去してもらいましょう。

口臭治療

原因の特定が最も重要です

治療法
歯周病の場合

歯周病を誘発する歯垢(プラーク)には、多くの細菌とタンパク質が含まれています。炎症が起こると、細菌がタンパク質を分解して強い口臭を引き起こします。

唾液の減少の場合

唾液にはお口の中を洗浄する働きがあります。唾液が減少してお口の中が乾燥すると、細菌が増殖し、口臭が濃縮されてニオイが悪化します。噛んだり話したりするなどの口を動作することで、唾液の分泌量は増えやすいです。

舌(舌苔:ぜったい)の汚れの場合

舌の表面に付着した汚れ(タンパク質や細菌のかたまり)を舌苔といいます。舌苔は歯周病をはじめ口臭の原因となります。とくに口の中が乾燥している時や体調不良の時は、舌苔が厚くなり口臭が強くなりがちです。
また胃腸の調子が悪い時にも舌苔が増える傾向があります。これは舌の感覚を鈍らせて、食欲を抑制して胃腸を守るためだと考えられています。胃腸に何らかの病気がある可能性もありますので注意が必要です。

自宅でもできる口臭対策・予防

自宅でもできる口臭対策・予防

虫歯や歯周病の治療

口臭を誘発する歯石や歯垢(プラーク)の除去は必須です。また、合っていない詰め物や被せ物は歯石や歯垢を作る要因となりますのですぐに治療してください。

ブラッシング

日頃、しっかりと歯磨きしている方でも磨き残しは多いものです。正しいブラッシングを身につけ、デンタルフロスや歯間ブラシなどのケア用品の併用もおすすめです。義歯の場合でも天然歯と同様に、日頃のお手入れを欠かさずに行いましょう。
また、舌苔の清掃も効果的です。舌の表面に付着した汚れは、舌専用のブラシでお掃除をしましょう。

口臭予防ケア商品の使用

清涼剤、洗口液などの使用は、一時的な効果があります。しかし、根本的な解決にはなりませんので歯科医院での口臭治療が望ましいです。

【定期歯科検診】
歯科医院で定期的にPTMCを受け、口腔内を継続的に清潔にしておくことが大切です。

口臭についてQ&A

唾液は、なぜ臭く
なるのでしょうか?

お口の中には、

  • 酸素がある環境を好む微好気性菌
  • 酸素の少ない環境を好む嫌気性菌

その他、ウイルスやバクテリアなどの大量の菌が存在しています。
不快なニオイを発生させるのが嫌気性菌です。
お口の中が乾燥して酸素が少ない状態になると、嫌気性菌は活発になります。
唾液が臭くなるのは、嫌気性菌が揮発性硫黄化合物というニオイ物質を作り出すためです。
血液や膿などのニオイ物質が唾液に含まれていたり、食べカスなどがお口の中に残っていたりする場合も同様悪臭の要因となります。
また、舌の磨きすぎによって剥離した粘膜が唾液中に含まれていたり、唾液の働きが低下している場合も、臭いを誘発します。

男女で口臭の違いは
あるのでしょうか?

口臭の悩みは、男性に比べて女性の方が3倍ほど多いです。
女性は、ホルモンバランスの変化が急激に起こります。思春期や更年期などは、自律神経の乱れからホルモンバランスが崩れて心身ともに不安定になりやすいです。精神的ストレスは、自律神経が乱れ唾液腺に影響を及ぼして、口臭を引き起こす原因となります。唾液の分泌が減少すると、お口の中の細菌が増殖して口臭が起きやすくなります。
ストレスを溜め込まないように、リラックスをして自分を労ってあげることが口臭の対策にもつながります。女性は、普段からニオイにも敏感で清潔感も強いため、口臭に関しても男性よりも意識が高いです。悩んでしまう前に、身だしなみと同じように、息にも気を使うことが必要となります。

舌の汚れ(舌苔:ぜったい)の
お掃除は朝?昼?夜?
いつするのがいいのでしょうか?

朝起きた時の口臭が、1日の中でいちばん強くなります。よって朝が望ましいです。
歯や舌の表面や唾液中など、お口の中には約1000億もの細菌が存在しています。
細菌は、新陳代謝で剥がれ落ちた歯茎や舌の粘膜に付着した食べカスなどを分解して、口臭の原因物質を作り出します。眠っている時は、唾液の分泌量が減少し、さまざまな細菌が増殖します。
朝起きたらケアするようにしましょう。舌苔のお掃除を朝に行うことで、人と会う機会の多い日中の口臭を抑えることができます。

TOPへ戻る
tel.06-6773-9556 WEB予約 求人募集